ブックオカ参加企画豆本展
「『豆本浪漫』~第1章・旅立ちの扉と3つの鍵~」に参加させていただきます。 主催の古賀涼子さんには大変ご迷惑をおかけしてしまいましたが、なんとか発送することができました。 * * * * * * * * * * * 2009.10.23(金)~10.26(月) 11:00〜19:00 ギャラリーセレスト 福岡市中央区大名2-6-1福岡国際ビル3F それぞれ、少しだけあります。 四日間なのでちょうどいい……少なめですが、いいんじゃないかしら! と思うことにしました。もうすこし多めに作れるよう、精進します。先立つものがないのも一因なのですが。 ![]() 銀いろ鼠鳥の園。 不思議な名前のそこは、「箱庭」と呼ばれる女の子しかいない学校だった。叔父に連れられて箱庭にやってきたちいさなみちるは、この箱庭でたくさんのものを愛しんだ。脹脛までかかる闇色の制服、寄宿舎の赤い絨毯、重たい扉の図書館に深い茶色の編み上げ靴……。そのたくさんの中のひとつであるトランクと、みちるのお話。 閉ざされた女学校と少女、「図書館の君」等、すきなものをぎゅっと綴じ込めました。 とても甘い感じのするお話です。実際はそう甘くないのですが、レースとかリボンとか「少女っぽい何か」がたくさん出てきます。 ![]() せっかくなので、きちんと「トランク」のかたちにしようと思っていましたが、実際作ってみるとこちらのほうが端正で慎ましい気がして、こんな函になりました。 トランクの持ち手を留めている金具(割ピン)の色は四種(金・銀・金古美・ピンクゴールド)です。中は一緒なのですが、お好みの色をどうぞ。 本の表紙は、チョコレート色に金でリボンが印刷された紙を使いました。本文中にも、レースのリボンがちらりと出てきます。 ![]() ![]() 中表紙と本文のノドもレース! ![]() 罫は印刷ですが、タイトルは金属の活字で捺しています。 ![]() ![]() ・『二十四花嵐の国』 女学生の花雪が、祖母の大切にしていた骨牌(かるた)と銀時計を持ち去った黒鳶の青年を追って「二十四花嵐の国」に足を踏み入れるお話。 ・『二十四花嵐の国・乱』 ある日、美津はとあるお屋敷でお茶をいただいている最中、ふと見知らぬ場所に佇んでいることに気づく。花雪の祖母・美津がまだ女学生であった時分に、闇に花のふり積む夜の国へ迷いこむお話。「二十四花嵐の国」の姉妹編。 ![]() その時はまだなかった色違い、黒のトランプのチャームが使いたくて姉妹編を作りました。「乱」は、らんでもみだれでもみだるるでも。お好きなようにお読みください。 「乱」の方は、トランプのチャームはハート一種です。 ![]() ![]() 姉妹編ではありますが、それぞれ単独で読めます。 基本的には「少女が不思議の国へ迷い込む・黒い鳶を着た青年が登場する」お話です、どちらも。両方お読みいただくと、ちょっぴり楽しいかもしれません。 単に私が長いお話が好きなだけなのですが、このふたつは結構な長さがありますので(A4横幅×3より少し短い)、見本をご覧になる時にさぞかし億劫であろうと思われます。ご迷惑をおかけしてないといいのですけれど。 でもちいさな紙片に文字が詰まっているのは浪漫なので、致し方ありません。 「旅立ちの扉と3つの鍵」というテーマを私なりに咀嚼してみました。 『八重七重』では「扉と鍵」を意識的に用いた文章をさしこみましたが、みっつそれぞれがそこはかとなく「閉ざされた世界を訪れて出ていく」お話です。ので、なんとはなしにそういったものがにじみ出ているといいな、と思います。 実際に会場に行くことはできませんが、みなさんどんなふうにテーマに則していらっしゃるのかと思い描くだけでも楽しい。お近くの方はぜひ! *『はしがみつづり』という冊子? をチラシコーナ―にすこしだけ置いていただけると思います。いつぞやのプロフィールブックをその名のとおり製本のあまり紙に印刷してざっと綴じたもの。ざっとしています。内容は変わっていません。「はしがみ」ですのでふぞろいだったりしますが、なにかちょっとした時間の隙間の読み物となれば……。余ると恐いのと、そんなに幅のある「はしがみ」が出なかったのでごくわずかです。 by nanakikae | 2009-10-20 23:12 | 手製本・豆本
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nanakikae
大学生。 永遠の愛読書は『崖の館』、『自負と偏見』。 とっときなのは、佐々木丸美さんと三浦しをんさん。 ◎連載しております。 『彷書月刊』(彷徨舎) 『WB』(早稲田文学編集室) *このブログについて *MediaMarker *メールフォーム カテゴリ
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